ついのべ執事

このついのべで一万作目。
貴方様のその偉大なる業績を讃え、更なる能力をお約束致します。
話が次々湧いてくる湧き水型、話が頭に始めからいくつもプールされている溜め池型。
タイプはこの二つでございます。
どちらかをお選び下さい。
男は恭しく頭を垂れた。さあどうする。

湧き水型
僕は湧き水型を選んだ。
いつ才能が枯渇するか心配するなんてごめんだ。
#twnovel も2万作に届きそうなある日、出版社が来た。
「100頁程度の小説を書いてみませんか。」
いよいよデビューだ。構想を練る。しかし・・・
どうやら僕の湧き水は、1回に140字分までしかでてこないようだった。

溜め池型
僕は溜め池型を選んだ。湧き水型はどうも信用ならない。
溜め池の中から話を引っ張り出し、小説でいくつも賞をとった。
そしてとうとうデビュー。
さてさてどんな名作を選ぼうか。池の中を探る。
「まじで。」
まだまだ深いはずの池、ひとつ話を取り出すと上げ底が。
これって一発屋フラグ?