未確認

未確認とか絶対ヘン。こっちが理解できないだけであるじゃん確認してるじゃん。
そう言って空を見上げる君。らしいなあと思う。
わかっているのに名前で縛ることもできずに未確認のふりをする。
そんなの私のこのあたりにも入ってる。
つまり小さなこの胸は、もしかしたなら宇宙なのかも。

そういう意味じゃないことくらい流石に解ってた。
理解を外れたものに名前をつけずに置いておく。
それは私のことのようで恥ずかしくて八つ当たりしたんだ。
着替えもせずに枕に顔を埋めた。
やわらかい。
あの子のことを思い出すたび飛来するこの気持ちに名前をつけるのはもう少しあとだ。